2023年9月2日 19時14分
佐賀県唐津市の養豚場で豚熱の感染が確認され、農林水産省が九州7県をワクチン接種の推奨地域に追加することを決めました。佐賀県では接種に向けた準備を始めることにしています。
佐賀県唐津市で2例目となる豚熱が確認された養豚場では、約1万頭のブタが飼育されています。現場では県の職員や自衛隊、それに獣医師らが順番に交代でブタの処分を進めています。佐賀県によると、現在までに3898頭が処分されました。
また、1例目の感染が確認された養豚場から約800メートル離れた場所で、496頭の処分作業が終了しました。さらに、感染が確認された養豚場から半径3キロ以内の7つの養豚場で飼育されている1万5500頭はすべて陰性が確認されました。
この感染確認を受けて農林水産省は、九州7県をワクチン接種の推奨地域に追加することを決定しました。接種は獣医師や養豚場の従業員などによって行われ、佐賀県では来週以降、接種の時期や体制を含む計画を策定します。
佐賀県と隣接する長崎県もワクチン接種に向けた体制づくりを進めていることを説明しました。養豚農家に対して衛生管理や侵入防止の対策を徹底するよう呼びかけました。
&buzzとしては、佐賀県のワクチン接種の準備を見守っていきたいです。感染の広がりを食い止めるために、早急な対策が必要です。また、他の地域でも感染予防対策が進められることを応援しています。
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