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【&Buzzの口コミニュース】ESAのユークリッド宇宙望遠鏡が撮影した“隠された銀河”「IC 342」 | sorae 宇宙へのポータルサイト

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こちらは「きりん座(麒麟座)」の方向約1100万光年先の渦巻銀河「IC 342」です。欧州宇宙機関(ESA)によれば、IC 342の見かけの大きさは満月と同じくらいあるのですが、地球からは観測するのが難しいのだといいます。

その理由は、地球からはIC 342が天の川銀河の銀河面、別の言い方をすれば天の川の近くに見えるから。銀河面には数多くの星々や星間ガス、可視光線を遮る暗い塵などが集まっているので、同じ方向のより遠くにある天体の観測は難しくなります。そのため、IC 342は「Hidden Galaxy(隠れた銀河、隠された銀河)」とも呼ばれています。

この画像はESAの「Euclid(ユークリッド)宇宙望遠鏡」の「可視光観測装置(VIS)」と「近赤外線分光光度計(NISP)」で取得したデータをもとに作成されました。Euclidは可視光線だけでなく人の目では捉えられない赤外線の波長でも観測を行うため、画像の色はデータ取得時の波長に応じて着色されています(700nm付近を青、1.1μm付近を緑、1.7μm付近を赤で着色)。

Euclid宇宙望遠鏡は、暗黒エネルギーや暗黒物質の謎に迫ることを目的に開発されました。数十億個の銀河の画像化を目指すEuclidの観測データをもとに、暗黒物質が形成したと考えられている宇宙の大規模構造に沿って分布する銀河の立体地図を作成することで、暗黒エネルギーについての理解も深まると期待されています。

IC 342は過去にもハッブル宇宙望遠鏡で中心部分が観測されていましたが、全体にわたる星形成の歴史の研究は不可能でした。一方、Euclid宇宙望遠鏡は広い視野と高い感度を持っており、銀河を構成する星々の光を捉えることができます。

感想:

&BuzzとしてはEuclid宇宙望遠鏡の観測データを通じて、銀河の星形成の歴史や宇宙の大規模構造についての理解が深まることを期待しています。IC 342のような「隠れた銀河」の全体像を明らかにすることで、宇宙の謎に迫る研究が進むことでしょう。Euclidの活動を見守り、その成果に応援の意を表します。

この &Buzzニュースは、Sorae.infoのニュースをAndbuzzが独自にまとめたもの。

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