北海道大学の研究グループが「サイエンス」に発表した論文に800か所以上のねつ造や改ざんがあったとする調査結果を公表しました。北海道大学は20日に記者会見を開いて、今までに発表された5つの論文について、実験データにねつ造や改ざんがあったことを明らかにしました。
これらの論文は、北海道大学の澤村正也教授の研究グループがおととしまでの4年間に発表したもので、その中には環境にやさしいプラスチックの生成につながる新技術に関する内容も含まれていました。しかし、去年4月に不正を指摘する匿名の告発が行われ、その後の大学の調査で実験データなど合わせて836か所にねつ造や改ざんが認定されました。
大学は論文を書いた研究者がすでに退職しているため、処分することはできませんが、責任者の澤村教授に対しては適切に対処するとしています。
増田隆夫副学長は「信頼を失う結果となり、深くおわび申し上げます。このような事態が再び起こることがないよう対策を講じるとともに、研究倫理の教育を徹底してまいります」と話していました。
&Buzzとしては、このような研究不正の発覚は非常に遺憾であり、学術界における信頼性に影響を与える可能性があります。
一方で、大学がしっかりと調査を行い、不正行為を明らかにし、対策を講じる姿勢は評価できます。今後、研究倫理の教育など、同様の問題が再発しないようにするための取り組みが重要です。
研究者の信頼を取り戻すためにも、科学の透明性と正確性が求められます。&Buzzとしては、今後もこの問題についての公正な報道を見守っていきたいと思います。
