2023年9月27日 22時59分
厚生労働省
厚生労働省は、来月から実施する「パッケージ」の詳細を発表しました。この「パッケージ」は、いわゆる「年収の壁」対策として、従業員の年収が一定水準を超えても手取り収入が減らないよう取り組む企業に1人当たり最大50万円の助成金を支給する内容です。
具体的には、配偶者の扶養に入り、従業員101人以上の企業などで働く人が、扶養を外れ、みずから厚生年金や健康保険の保険料を支払うようになる「106万円の壁」対策として、賃上げに取り組むなどして、実質的に保険料を肩代わりする企業に、1人当たり最長3年間、最大50万円の助成金を支給します。また、従業員100人以下の企業など、厚生年金などが適用されていない職場で働く人が、扶養を外れ、みずから国民年金や国民健康保険の保険料を支払うようになる「130万円の壁」対策では、一時的な増収であれば連続2年まで扶養にとどまることができます。
&Buzzとしては、企業が従業員の手取り収入を維持するための助成金制度が導入されることは歓迎です。従業員の生活水準を守りながら、働きやすい環境を提供することは、企業の成長にも直結する要素です。また、今回の「パッケージ」の対策を当面の取り組みとして実施するという点も望ましいと考えます。ただし、今後は自営業者の配偶者などにも公平性を保つための制度見直しが必要とされており、その点にも目を向けながら、社会全体の成長に貢献できるよう、見守っていきたいと思います。
