【&Buzzの口コミニュース】TBS安住アナ ジャニーズ報道に「損得勘定」あったと認める 「触れないで」依頼に応じた/芸能/デイリースポーツ online

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TBSの安住紳一郎アナウンサーが9日、同局系「情報7daysニュースキャスター」に出演し、ジャニーズ事務所の創業者・故ジャニー喜多川氏による性加害問題の報道について「損得勘定」がはたらいた可能性を指摘した。性加害問題について、7日に俳優・東山紀之、ジャニーズアイランド社長のタレント・井ノ原快彦、前社長の藤島ジュリー景子氏らが記者会見を開いた。ジュリー氏は引責辞任し、東山が新社長に就任することが発表された。

安住アナは性加害問題について時系列で説明。英BBCが今年3月18日にジャニー氏の性加害についてドキュメンタリーを放送したとし、「Nキャス」で報じたのは4月22日だったと伝えた。1カ月以上のタイムラグがあり、打ち合わせで、レギュラーの脚本家・三谷幸喜氏から「今週、放送しないんですか?」と尋ねられたが、結果としてスルーした形になっていたことも明かした。

さらに、その時点では性加害について事実確認ができていなかったとした上で、ジャニーズ事務所に対する忖度(そんたく)の側面が「十分にあると思います」とした。自身もインタビューなどでジャニーズ事務所側から「触れないでほしい」と言われたことを尋ねなかったと認めた。「もしその約束を守らなければ、次からはこちらの依頼に応えてくれない、そういう損得勘定で仕事をしている部分はあります」と“良しあし”ではなく“損得”の計算が先行していたと告白した。

&Buzzとしては、安住アナウンサーがジャニーズ事務所関連の報道について「損得勘定」が影響を与えた可能性を指摘した姿勢は評価できます。報道において、損得勘定よりも真実の追求や公益のための情報提供が重要であるべきですが、マスコミ業界ではしばしばスポンサーや関係者の意向が報道に影響を与える事例があります。安住アナが忖度の側面や損得勘定について認識し、告白したことは、報道の中立性と公正性を考える上で重要な点です。今後も報道の中で損得勘定が働かないような環境や姿勢が、メディア業界全体で整えられていくことを期待しています。

この &Buzzニュースは、Daily.co.jpのニュースをAndbuzzが独自にまとめたもの。

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