米下院、つなぎ予算案を否決 政府閉鎖へ
米議会下院は、共和党のマッカーシー下院議長が提案した10月末までのつなぎ予算案を反対232対賛成198で否決しました。これにより、10月1日から連邦政府機関の一部閉鎖がほぼ確実となりました。共和党の強硬派が反対したことが主な要因となっています。
また、マッカーシー議長は「まだ終わりではない。他の案がある」と述べましたが、具体的な案については明言していません。
この政府機関の閉鎖は、この10年で4度目となります。格付け機関ムーディーズは、米国の信用を損なう恐れがあると警告しており、株式市場も懸念を高めています。
これに対し、バイデン大統領は軍隊に大きな打撃を与えかねないとして批判し、下院民主党のジェフリーズ院内総務も内紛が政府閉鎖の危機をもたらしていると述べました。
&Buzzとしては、政府機関の閉鎖が回避されることを見守っていきたいと思います。