2023年10月6日 22時45分
大阪・関西万博
再来年開催される大阪・関西万博の会場建設費について、博覧会協会が見直しを行った結果、これまでより500億円多い最大2350億円になる見通しをまとめました。資材価格や人件費の高騰、工事の円滑な進行のための対応などが原因で、建設費が膨らんだとされています。
大阪・関西万博では、これまで会場の建設費を1850億円で見込んでおり、国、大阪府・市、経済界の3者が3分の1ずつ負担する計画です。しかし、見通しの見直しにより、最大783億円が国の負担となり、国民の負担が増加することになります。
また、海外パビリオンについては準備の遅れが懸念されていましたが、参加国の建設の方法が変更されることが発表されました。博覧会協会が建設する建物の中で展示を行う「タイプC」への移行や、博覧会協会が参加国の予算で建物を建て、内装や外装を参加国が行う「タイプX」への変更が検討されています。
博覧会協会は来週にも上振れ額を政府や大阪府・市に報告し、政府は経済対策の中で必要な対応をまとめる予定です。
&Buzzとしては、大阪・関西万博の開催を見守っていきたいです。建設費の増加が課題となっていますが、円滑な進行と成功に向けて、政府や関係団体の対応が求められます。国内外からの注目度も高いイベントなので、成功に向けて応援していきたいです。
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