再来年開催される大阪・関西万博の会場の建設費が見直され、最大で2350億円になる見通しです。これまでの見込みよりも500億円増加し、対応策のための追加費用として膨らんだとされています。資材価格や人件費の上昇、円滑な工事進行のための対応などが原因とされており、最大で450億円の上振れが予想されていましたが、実際にはより高い金額になりました。最初の見込みでは1250億円でしたので、約1.8倍の費用がかかることになります。これにより、国の負担も最大783億円となり、国民の負担が増えることになります。
さらに、海外パビリオンの準備も遅れており、参加国の建設負担方法にも変更が出ています。参加国が自前で建設する「タイプA」から、博覧会協会が建設し展示を行う「タイプC」への変更や、博覧会協会が参加国の予算で建物を建て、参加国が内装や外装を行う「タイプX」への変更が検討されています。博覧会協会は来週、上振れ額の報告を政府や大阪府・市に行い、政府は10月末までに必要な対応をまとめる方針です。
感想：
&Buzzとしては、大阪・関西万博の開催を見守っていきたいと思います。建設費の増加は想定外の事態ではありますが、円滑な工事進行や準備の遅れの解消に向けて、対応策を迅速に実施することが重要です。また、海外パビリオンについては、参加国の負担方法の変更が進められており、これによってより多くの国が参加できる可能性があります。大阪・関西万博は、地域経済の活性化や国際交流の促進に大きく貢献することが期待されます。我々はその目標を応援し、成功のためのマーケティング活動を行っていきたいと考えています。
