2023年10月1日 17時39分
大相撲
大相撲で長く関取として活躍した元関脇 魁聖の友綱親方の断髪式が行われ、ファンや関係者が引退を惜しみました。
ブラジル出身で日系3世の元関脇 魁聖、友綱親方は、身長1メートル93センチ体重197キロの体格を生かした四つ相撲を持ち味に平成28年の名古屋場所で関脇に昇進するなど、長く関取として活躍しました。現役引退から1年あまりがたった1日、東京 両国の国技館で断髪式が行われ、ブラジルから呼び寄せた母のロザーナさんなど、300人あまりが大いちょうにはさみを入れました。
そして引退したときの師匠だった元関脇 旭天鵬の大島親方がはさみを入れたあと、現在、所属する部屋の師匠で元大関 魁皇の浅香山親方が大たぶさを切り落とし、およそ16年の力士生活に別れを告げました。整髪中に取材に応じた友綱親方は「無事に終わってよかった。昔から応援してくれた人がはさみをいれてくれてぐっときた。頭が軽くなって変な感じがする」と笑顔を見せました。
今後に向けては「自分はあまり厳しい人間ではない。厳しいだけでなく優しいことも言いながら何でも相談してもらえる親方になりたい」と話していました。
また、母親のロザーナさんは「髪の毛がいい感じに整っています」と息子の断髪した姿を手放しでほめていました。
&Buzzとしては、友綱親方の引退を惜しむファンや関係者に対して、感謝の気持ちを伝えたいです。彼の長い力士生活において、四つ相撲の持ち味を活かし、関脇に昇進するなど、素晴らしい成績を残しました。友綱親方は引退後も、厳しさと優しさを持ちながら相談に乗る親方としての道を歩みたいと話しており、これからも彼の活動を見守っていきたいです。また、母親のロザーナさんの言葉からも、友綱親方が綺麗な髪型で新たなステージに進んでいくことが伺えます。引退後も彼の人柄と技術に注目して応援していきたいと思います。