元ジャニーズJr.の長渡康二氏がジャニーズ性加害問題について明かしました。彼は学生時代にジャニー喜多川氏からの性被害を受けたという実体験を語りました。当時彼はどう対処すべきか分からず、身動きが取れませんでした。また、ある時はホテルで被害に遭いかけ、スリッパを履いたまま逃げ出し、4時間もかけて自宅まで歩いて帰ったことも回想しました。
彼は父親を早くに亡くし、母子家庭で育ったため、母親には被害を打ち明けることができませんでした。彼は母親にがっかりさせたくないと話し、苦悩を吐露しました。また、当時ジャニーファミリーから誘いを断ると仕事が来なくなるという暗黙のルールがあったと述べ、我慢するしかなかったと振り返りました。
更に、彼はジャニーズJr.の選考に疑問を持っています。片親のいない子供たちが選ばれることが多かったと明かし、「心のすきをついて、さみしい子どもは懐きやすいと思うので、そういう心理操作はあったのかな」と疑問を投げかけました。
&Buzzとしては、ジャニーズ性加害問題についての大きな関心があります。被害を受けた長渡康二氏が勇気を持って自らの体験を語ることは、他の被害者たちにも勇気を与えることができるでしょう。また、被害の信じられない構造が明らかになりつつある中で、問題を見逃したり無視したりすることは許されません。
今後は、一刻も早く適切な対策が取られ、性被害を受けることのない安全な環境がジャニーズ事務所内に確立されるよう、&Buzzとして見守っていきたいと思います。
この &Buzzニュースは、Tokyo-sports.co.jpのニュースをAndbuzzが独自にまとめたもの。