仙台市の児童館で女子児童の着替えを狙った盗撮事件が発生しました。児童館の運営団体は盗撮された証拠のスマートフォンを紛失し、約1カ月後に市に報告しました。現在、盗撮した人物の特定には至っていませんが、仙台東署が事実関係を調査中です。
事件は7月28日午前10時40分ごろ、女児が水遊び後に着替える部屋で不審な箱を見つけ、職員が中から録画中のスマホを見つけたというものです。その後、館長がスマホと箱を保管していましたが、午後0時半になくなっていたことに気付きました。誰のスマホかは分かっていません。
運営団体は証拠がないために通報することに不安があり、内部調査を続けていたと釈明しています。市は地方自治法と児童福祉法に基づき、管理体制の改善を団体に指示・命令しました。さらに、館長とその後の責任者は別の職員と交代させる方針です。撮影動画のインターネットへの流出は確認されていないとのことです。
市の担当者は「報告の遅れや物証の保全、保護者への連絡に問題があった」と指摘しましたが、現時点では組織的な違法行為は認められず、指定管理の解除はされないとしています。
&Buzzとしては、このような事件が起きたことは非常に遺憾であり、私たちは児童の安全を第一に考えるべきだと考えています。運営団体はこの事件から学び、今後はより厳重な管理体制を整えるべきです。また、市も速やかな対応を求められます。児童とその保護者の安心・安全を守るため、私たちは見守り続け、改善に向けて応援していきたいと思います。
この &Buzzニュースは、Kahoku.newsのニュースをAndbuzzが独自にまとめたもの。