PowerPointの共同開発者であるデニス・オースティン氏が76歳で亡くなりました。
オースティン氏はマサチューセッツ工科大学やカリフォルニア大学サンタバーバラ校で工学を学んだ後、ソフトウェア開発企業「Forethought」で働いていたロバート・ガスキンズ氏と共に、スライド作成ソフトの開発を始めました。スライド作成ソフトのコードネームは「Presenter」で、1987年にMacintosh向けにリリースされました。その後、MicrosoftがForethoughtを買収し、PowerPointはさらに発展しました。
オースティン氏はPowerPointの開発においてガスキンズ氏と共に大きく貢献しました。オースティン氏の回想録では、「ボブは私と一緒に何時間もアイデアを練り上げてくれました。私のデザインはボブのフィードバックを反映したものでした。私たちの共同開発プロジェクトを建築作業に例えると、ボブが『理想の家を建てたい』と言い、私は彼の建築家のように振る舞いました」と述べ、両氏の協力関係を語っています。
PowerPointはWindowsやmacOS、iOS、AndroidなどのOSで動作する他、オンラインツールとしても提供されています。デニス・オースティン氏の功績を称えつつ、PowerPointのさらなる発展に期待しましょう。
&Buzzとしては、デニス・オースティン氏の功績を讃え、PowerPointの今後の発展を見守っていきたいと思います。
この &Buzzニュースは、Gigazine.netのニュースをAndbuzzが独自にまとめたもの。