【ニュース要約】
日本のチューニングシーンの中心地である栃木県宇都宮市にあるプロショップ”マチュア”は、現行国産車ラインナップにはない2.0Lターボエンジン搭載のFRマシンを生み出している。その中でも注目すべき車種がVAB型WRX STIである。この車種はフロント側の駆動をキャンセルし、完全FR化している。
マチュアでは、これまでにもGC系、GD系、GR系の歴代モデルをFR化してきた実績があり、そのノウハウをVABにも投入している。FR化には、フロントドライブシャフトの撤去とドリフトセンターデフのセット、機械式LSDの投入などが行われている。さらにリヤドライブシャフトも強化され、アウターカップも開発中である。
マチュアオリジナルの車高調サスペンションや強化タイプのスタビ、ワークマイスターM1とフェデラルRS-Rの組み合わせのホイール&タイヤも装備されており、エクステリアもマチュアオリジナルのエアロパーツでフル武装されている。
さらに、パワー系チューニングも行われており、HKSのGTIII-RSタービンを搭載して386psを発揮している。インテークシステムやインタークーラーも特徴的なデザインである。
フロントタイヤの切れ角アップは、純正ナックルの加工で実現されており、塗装もスカイブルーのエクステリアが特徴的である。
【感想】
マチュアは栃木県宇都宮市にあるプロショップであり、日本のチューニングシーンで多くの実績を持つ存在である。彼らが手掛けるVAB型WRX STIのFR化は注目に値するものであり、チューニング愛好家からの関心が高いことは間違いない。彼らの技術力とノウハウを活かして生み出されるユニークな車両は、定番のドリフト仕様とは一線を画しており、見守っていきたいと思う。
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