ソフトバンクは新料金プラン「シンプル2」を発表しました。このプランでは通信容量の増量と料金の変化が行われます。通信量はSプランが4GB、Mプランが20GB、Lプランが30GBに増え、料金は値上がりしています。しかし、割引も変化しており、PayPayカードでの支払いやセット契約による値引きなどが追加されました。また、データ通信量が1GB以下の場合にはさらに値引きが受けられ、割引を適用すれば従来と同じ額で利用できるとされています。
ただ、なぜワイモバイルが新料金プランを導入する必要があったのか疑問です。他の携帯電話会社も新料金プランを発表していますが、「分かりにくい」との声が多く高評価は得られていません。一方、ワイモバイルの料金プランは分かりやすく、契約数も好調なため、なぜ変更が必要だったのか疑問です。
ソフトバンクの寺尾洋幸氏は、データ通信量の増加を理由に挙げています。実際にトラフィックは増加しており、通信量の増加は理解できる部分です。しかし、基本料金の値上げや割引の複雑化については疑問が残ります。
&Buzzとしては、ワイモバイルの新料金プランが顧客にとってわかりやすく利用しやすいものであってほしいと思います。また、通信料金の値上げや割引の複雑化は、事業継続やインフラ投資を考えた上での必要な変化であることも理解できます。今後の経済圏ビジネスの展開や競争の激化にも注目して見守っていきたいと思います。
一方で、行政側には適正な水準での料金設定を促す姿勢も求められると感じます。
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