読売新聞の医療・健康・介護サイト「医療大全」によると、心的外傷後ストレス障害（PTSD）に効果的な心理療法は、患者の負担が少なくないとされています。患者はつらい体験を思い出して語り、毎週1時間前後の治療を受ける必要があり、治療者の数も限られているとのことです。
一方で、最近では希望の光が見え始めているとの報告もあります。メマンチンを使った臨床研究が始まり、飲み薬で治療が可能なのではないかという期待が広まっています。
記事では、20代の看護師F子さんがPTSDの症状に苦しむ患者と接した経験を紹介しています。彼女は恐怖心やフラッシュバック、回避症状などを経験し、抗不安薬や抗うつ薬の処方も受けましたが、改善しないため休職しました。
このような状況にたどり着いたF子さんは、国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所長である精神科医の金吉晴さんの診察を受け、新たな治療法の可能性を探ることになりました。
&Buzzとしては、PTSDなど心的外傷後ストレス障害に苦しむ人々のために、負担の少ない治療法や飲み薬の開発が進むことを見守っていきたいと思います。また、このような研究や治療に携わる医師や看護師への支援や応援も必要です。
この &Buzzニュースは、Yomiuri.co.jpのニュースをAndbuzzが独自にまとめたもの。
