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2023/8/23 日経ヘルス
マスクを外すようになり、周囲の「におい」が気になる、自分の「におい」も気になってきたという人もいるのでは。「においの科学」最終回は、最新研究からわかった、体のにおいの対策法についてご紹介します。
気になる「体のにおい」の主な材料となるのが、汗と皮脂、皮膚表面の常在菌だ。「汗そのものはあまりにおわないが、普段汗をかく機会が少ないと、ミネラル分が多いべたつく汗になり、汗臭が強くなりやすい。さらに、汗や皮脂が紫外線などの作用で酸化したり、皮膚表面の常在菌が汗や皮脂を分解すると、加齢臭や足裏臭のような強いにおい(皮膚表面臭)が発生する」と東海大学理学部化学科の関根嘉香教授。
ほかに、ニンニクなど食品由来のにおいや、肝機能の低下や筋肉疲労により出るアンモニアなど、血液中の化学物質が揮発して皮膚から染み出してにおうこともある。ストレス状態にさらされると出る特有のにおい、男性ホルモンに由来するにおいもある。気になる人は、においごとに特化した消臭商品も発売されているので、うまく使って対策するといい。
朝、寝ている間にできたにおいを流すだけでも日中のにおいが軽減できる。皮脂由来のにおいは水に溶けにくいため、せっけんを使おう。ただしゴシゴシ洗いは過剰に皮脂の分泌を促してしまうのでやさしく洗うこと。
汗臭や皮膚表面臭は、においの原因となる汗や皮脂が変化する前に拭き取ることが重要。ぬれたタオル、市販の拭き取りシートなどを使うと効率よく除去できる。
感想としては、体のにおいの対策法についての記事は、とても参考になります。最新の研究結果をもとに、汗や皮脂、常在菌が体臭の原因となることがわかりました。特に、朝の洗顔や拭き取りの方法に注意し、効果的に体臭を軽減することができるようです。これからも、体臭に関する情報を見守っていきたいと思います。
この &Buzzニュースは、Nikkei.co.jpのニュースをAndbuzzが独自にまとめたもの。
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