「免疫って何? 高めるにはどうする?」と題し、遠山祐司医師にインタビューしています。前回は腸管免疫について紹介され、今回は腸内フローラとの関係について聞かれています。
腸管免疫は免疫細胞の一種であるB細胞が、全身に免疫システムを発動させるために情報を伝達する役割を持っています。腸管免疫は腸以外の免疫システムにも影響を与える一方、腸内フローラの状態も腸管免疫に影響を与えることがわかっています。
腸内フローラは善玉菌と悪玉菌、日和見菌に分けられ、バランスが良い状態であれば免疫の活性化につながります。腸内フローラのバランスが崩れると免疫の働きも低下したり過剰になったりするため、食物繊維が豊富な食材を摂ることが重要です。
食物繊維が豊富な和食の食材を積極的に摂取することや、善玉菌を含む発酵食品を食べることで腸内フローラのバランスを改善できます。
腸管免疫は全身の免疫の活性にも影響を与えるため、腸の状態を意識することは重要です。
&Buzzとしては、腸内フローラの改善をサポートし、免疫の活性化に繋げるための情報提供を継続的に行っていきたいです。