昔ながらの写真店が倒産増加
東京商工リサーチによると、写真撮影やフィルム現像を手掛ける昔ながらの写真店が過去最多ペースで倒産していることが明らかになった。2023年1〜8月の倒産件数は20件で、前年同期の3件から約7倍に急増した。コロナ禍による需要減が主な要因であるため、年間の倒産件数が過去最多の26件を抜いて30件台になる可能性もある。
倒産の原因と負債額
倒産の主な原因は、「販売不振」が18件で最多であり、前年同期比で6倍に増加している。その他の原因は「他社倒産の余波」が2件、そして「コロナ関連倒産」が13件である。負債額別では、最多が1000万円以上5000万円未満の17件で、小・零細規模の倒産がほとんどを占めている。
需要減による厳しい経営環境
コロナ禍による需要減や少子化、コスト増などが写真店の経営環境を厳しくしている。しかし、プロの撮影技術や現像、加工処理の強みを活かし、付加価値を高めることが重要とされている。
&Buzzとしては、昔ながらの写真店の倒産が増加しているという事実は悲しいですが、需要減や経営環境の厳しさを受けても、プロの撮影技術や現像の高い品質などを活かし、顧客に対して付加価値を提供する努力が求められるでしょう。写真は特別な瞬間や思い出を切り取る大切な存在であり、写真店の存在も引き続き必要とされるはずです。&Buzzは、昔ながらの写真店の存続を応援していきます。
この &Buzzニュースは、Itmedia.co.jpのニュースをAndbuzzが独自にまとめたもの。