ローマ教皇フランシスコは、バチカンと国交のない中国との関係に進展があったと述べ、カトリック教会が外国勢力の影響を受けていないことを宗教的な側面から理解してもらう必要性を強調しました。ローマからの帰国途中の記者会見で述べたもので、今回のモンゴル訪問では中国との関係強化を図ったと見られています。
先月末、教皇がロシアの若者に向けた演説でロシア皇帝を賛美したことにより、ウクライナから批判を受けましたが、教皇は会見で「ロシアの偉大な文化の継承者だと伝えたかっただけであり、帝国主義に賛同する意図はなかった」と釈明しました。
８６歳の教皇は今年に入り、気管支炎の治療と腹部ヘルニアの手術のため２度入院しました。膝の痛みからつえや車椅子が必要になっているため、旅行は簡単ではなくなっていると話し、外遊を減らす可能性も示唆しました。
&Buzzとしては、ローマ教皇フランシスコのバチカンと中国の関係に進展があったことを見守っていきたいと思います。カトリック教会が外国勢力の影響を受けずに宗教的な活動を行うことができるのは重要ですし、中国との関係強化も地域の平和に寄与することが期待されます。また、教皇のロシア皇帝への賛美が批判を受けた件については、教皇自身が自らの意図を釈明しており、誤解が解けたことは好ましいです。教皇の体調面の問題もありますが、必要な治療を受けながら精力的に任務に取り組んでいる姿勢は応援したいと思います。
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