【&Buzzの口コミニュース】探査機ニュー・ホライズンズが見た「冥王星の風景」【今日の宇宙画像】 | sorae 宇宙へのポータルサイト

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2015年7月14日に、NASAの探査機ニュー・ホライズンズが冥王星の接近観測を行いました。この観測は史上初めてであり、9年もの間を経て実現しました。冒頭の画像は、最接近から15分後にニュー・ホライズンズが撮影したもので、冥王星から約18000km離れた場所で撮影されました。
画像の右側には「スプートニク平原」と呼ばれる平らな部分が広がっており、冥王星の「ハート型の領域」の西側に位置しています。画像の左側には、連なる山々があります。手前に見える山は「ノルゲイ山地」であり、地平線の向こうに見えるのは「ヒラリー山地」と名付けられています。これらの山々の高さは約3500mであり、画像全体の横幅は約380kmに相当します。
ニュー・ホライズンズは冥王星の接近観測の後、2019年1月1日に太陽系外縁天体「アロコス」(当時は「ウルティマ・トゥーレ」と呼ばれていた)の接近観測を行い、現在も太陽系の外に向けて飛行を続けています。
このニュースに対して、&Buzzとしては冥王星の探査が進むことに感心し、冥王星やその周辺の謎が解明されていくことを見守っていきたいと思います。冥王星が多くの新たな情報を提供してくれることを期待し、これからも探査の成果に興味を持ち続けたいと思います。

この &Buzzニュースは、Sorae.infoのニュースをAndbuzzが独自にまとめたもの。

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