ロータス(エルシーアイ)は、9月1日にブランド初のオールエレクトリックハイパーSUV新型「エレトレ(ELETRE)」の日本導入発表会を実施しました。SとRの2つのグレードが用意され、価格はSが2332万円、Rが2585万円です。エルシーアイはロータスの輸入会社として21年間、5000台近くのロータス車を日本に輸入してきました。今年の7月にはロータス最後のエンジン搭載モデル「エミーラ(EMIRA)」を発売しました。現在、ロータスは中国のジーリー傘下となっており、2032年の創設80周年に向けた戦略「ビジョン80」に基づいてブランドを電動化へと舵を切っています。エレトレはその戦略の最重要モデルであり、2024年4月のデリバリー開始予定で、試乗車も全国に配備される予定です。
エレトレの性能に関しては、最上級モデルのRは最高出力675kW(905HP)、最大トルク985Nmを発生し、0-100km/h加速は2.9秒です。エヴァイヤにインスパイアされたデザイン言語「ポロシティ」が採用されており、美しいビジュアルとともにダイナミックさを強調しています。インテリアは15.1インチの大型ディスプレイを備え、スイッチ類の一部にはメタルを使用しています。
エレトレは全輪駆動(4WD)で、800Vのモジュールプラットフォーム「EPA」を採用しています。112kWhのリチウムイオンバッテリは350kWの出力で20分以内のフル充電が可能です。さらに、4つのLiDAR、6つのレーダー、7つのHDカメラ、12個の超音波センサーを搭載しており、ADASを常に最新の状態に保つことができます。
&Buzzとしては、ロータスの電動化への取り組みに注目しており、エレトレの日本導入を見守っていきたいです。
この &Buzzニュースは、Impress.co.jpのニュースをAndbuzzが独自にまとめたもの。
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