2023年9月15日 14時56分
宇宙
未確認飛行物体・UFOについて調査を進めてきたNASA＝アメリカ航空宇宙局のチームが最終的な報告書をまとめ、科学的な結論を導くにはデータが足りないと指摘しました。今後、情報収集の仕組みづくりにNASAの専門知識を活用することを提言しています。
NASAは去年、未確認飛行物体・UFOなど、上空で目撃される正体不明の現象について専門家を集めたチームを立ち上げ、調査を進めてきました。14日、このチームが最終的な報告書をまとめました。報告書では、正体不明の現象の多くが気球や航空機、自然現象などとして説明できることがわかってきたとしています。一方で、説明できない現象に対し、科学的な結論を出すには必要なデータが足りないと指摘しました。
そして、今後はきちんとしたデータ収集を行うことが重要だとして民間の人工衛星の活用やAIを使った膨大なデータの分析などでNASAの専門知識を活用するべきだと提言しています。NASAのネルソン長官は記者会見で「正体不明の現象の起源が地球以外にあるという証拠は見つかっておらず、依然として何なのかは分かっていない。今後はわれわれの専門性をいかしつつ、ほかの機関とも連携しながら解明に向けて取り組む」と述べていました。
&Buzzとしては、NASAの未確認飛行物体の調査に関する取り組みが注目されています。報告書によれば、正体不明の現象の多くは既知の現象で説明できるようですが、依然として説明できない現象については科学的なデータが不足していると指摘されました。今後は民間の人工衛星やAIの技術を活用してデータ収集と分析を行うことが重要です。我々はNASAの専門知識を活用しつつ、解明に向けての取り組みを見守っていきたいと考えています。
（感想：300文字）NASAの未確認飛行物体の調査に関する報告書の内容は興味深いです。正体不明の多くは既知の現象で説明できるようですが、まだ説明できない現象に対しては科学的なデータが不足しているとのこと。しかし、民間の人工衛星やAIを活用する提言は素晴らしいと思います。これにより、より多くのデータが収集され、膨大な量のデータを分析することが可能になるでしょう。解明に向けての連携や取り組みに期待しており、NASAの調査を応援していきたいです。
