東工大ニュース:データサイエンス・AI技術に精通した高度情報専門人材育成を強化
東京工業大学は、2024年4月入学の学士課程入試から、情報理工学院の募集人員を40人増員します。これにより、情報理工学院の募集人員は、現行の92人から132人となります。増員の目的は、情報技術分野での人材不足の解消と、最新の情報技術を身に着けた高度情報専門人材の育成に貢献することです。
情報専門人材の不足は、経済産業省が試算すると、2030年までに約79万人のIT人材が不足するとされており、AI人材については約12.4万人の不足が予想されています。このような状況を受けて、東京工業大学は情報分野への進学を希望する高校生の志願者増加に対応し、募集人員を増やす取り組みを行っています。
今回の増員に伴い、学修環境の整備も行われます。教員増や機材の増設、ネットワーク環境の強化など、必要な施設や教育環境が整備されます。また、2028年度からは修士課程と博士後期課程の定員も増やす計画です。
&Buzzとしては、東京工業大学が情報技術の重要性に着目し、情報分野への進学を志望する学生の受け皿となる取り組みを行っていることに注目します。今後の社会的な課題解決においても、高度な情報専門人材の育成が重要です。東京工業大学がIT人材育成に力を入れる姿勢は応援していきたいと思います。
この &Buzzニュースは、Titech.ac.jpのニュースをAndbuzzが独自にまとめたもの。