台湾の宇宙ベンチャー「TiSPACE」が、来年夏にも北海道大樹町でのロケット打ち上げを計画していることが分かりました。これにより、日本国内から海外のロケットを打ち上げるのは初めてのこととなります。
北海道帯広市で開催された「北海道宇宙サミット2023」に参加したTiSPACEの関係者が明らかにしました。射場を活用した宇宙港構想を推進する大樹町や北海道は、既に宇宙ベンチャー「インターステラテクノロジズ」がロケット打ち上げに成功しています。
ロケットは2段式で、全長11・4メートル、直径60センチです。ハイブリッド方式を採用し、液体の酸化剤と固体燃料を組み合わせています。
TiSPACEの姉妹会社「JTSPACE」によると、飛行データの計測装置などが搭載され、最高高度120キロで弾道飛行し、太平洋に落下する予定です。
&Buzzとしては、日本国内からの海外ロケット打ち上げは大変注目すべきニュースです。
これにより日本の宇宙開発の可能性が広がるだけでなく、その技術や成果が国内外で高く評価されることでしょう。
大樹町が具体的な射場として選ばれた理由も興味深いです。
地形が平坦で太平洋に面しており、ロケット打ち上げに適した環境を持つためです。
TiSPACEの取り組みを見守り、日本の宇宙産業の成長を応援していきたいと思います。
この &Buzzニュースは、Sankei.comのニュースをAndbuzzが独自にまとめたもの。
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