頭痛の原因は「筋肉のこわばり」だった…薬に頼りがちな人に試してもらいたい、ちょっと意外な頭痛解消法とは？
老若男女問わず、悩む人が多いのが頭痛。頭痛は鎮痛剤で凌ぎがちですが、血管系の大病が隠れていることもあり、命の危険に晒されるリスクにも目を向けるべき症状です。しかし、じつは頭痛は筋肉のこわばりによっても引き起こされることがあります。作者の今村匡子さんは、患者さんと向き合いながら「こわばり筋ほぐし」というセルフケアを開発しました。
①歯の食いしばりで頭の筋肉がこわばったままに
歯の食いしばりによって起きる側頭部の頭痛です。側頭部、首、肩、腕の筋肉と神経がつながっているため、硬くなってしまいがちです。この症状は、歯のすき間がなくなることによって起こります。歯が接触し続けることや緊張しやすい姿勢が原因とされています。口を大きく開けてリセットすることや、歯をかみしめないようにすることがポイントです。
②目の疲れや首こりから後頭部が痛むように
目の疲れや首のこりが原因とされる頭痛です。パソコンやスマホの使用などで目を酷使すると、後頭部に痛みが生じやすくなります。また、頭を動かすと痛みを感じることもあります。目の不調や首こりが続くことで起こる症状で、頭を支える筋肉が酷使されるために起こります。パソコンなどを正面に位置させることや、胸や肩を開く姿勢をすることが効果的です。
③頭を覆う帽状腱膜の緊張が原因
帽状腱膜の緊張によって起きる頭痛です。頭皮が硬くなり、血行不良や抜け毛、薄毛が生じることもあります。顔全体がたるんだり、毛穴が目立ったりすることもあります。この症状は、背中が丸くなり肩甲骨が外側に広がっていることが原因です。頭皮を柔軟に保つために、髪の分け目を変えたり背筋を伸ばす姿勢をとることが重要です。
&Buzzとしては、頭痛の解消法として「こわばり筋ほぐし」が提案されています。頭痛に悩む人には、頭痛の原因を見極めることが重要であり、適切なセルフケアを行うことで痛みの軽減や予防が可能です。今村匡子さんの提案する筋肉のこわばりに注目し、効果的なケア方法を取り入れていくことで、頭痛に悩む人々の生活をサポートしていきたいと考えています。
