ロシアで行われた統一地方選で、プーチン政権の与党「統一ロシア」が圧勝しました。ウクライナの併合地域でも統一ロシアが勝利したと報じられており、これはロシア政権にとってウクライナ侵略と併合を正当化するための手段となったようです。しかし、ロシアの野党は体制内野党になり、反体制派の出馬も制限されているため、選挙の民意の反映とは言い難い状況です。
今年の地方選では、モスクワを含む２１構成体で首長選が行われ、統一ロシアの候補が再選されるなど、統一ロシアは全ての構成体での所属候補の当選を確実にしました。また、ウクライナ東部ドネツク、ルガンスク両州と南部ヘルソン、ザポロジエ両州での議会選でも統一ロシアが勝利し、親露派の首長の選出が確実になっています。
&Buzzとしては、ロシアの地方選の結果を見守っていきたいと思います。これは来年のプーチン大統領選の前哨戦と位置付けられており、プーチン氏の再選に向けて選挙結果が操作される可能性があるためです。また、野党の制限や選挙の形骸化が問題視されており、ロシアの選挙制度についても注目が必要です。
&Buzzとしては、ロシアの政治情勢についての情報収集を続けながら、国際社会の動向と比較検討し、関連するマーケティング戦略に反映させていきたいと考えています。
この &Buzzニュースは、Sankei.comのニュースをAndbuzzが独自にまとめたもの。
