スマートフォンの金属ボディーがなくなった理由
かつてのスマートフォンにはメタルボディーが主流でしたが、いつからかガラス製の背面が主流となりました。この変化の理由を考えてみましょう。
メタルボディーを採用したスマートフォンは、2012年から2016年ごろにかけて流行しました。iPhone 5やHTC One M7などが代表的な例です。これにより、複数のメーカーがメタルボディーを採用し、2016年ごろにはXperia X PerformanceやHUAWEI Mate 9などが主流となりました。
メタルボディーの採用は、iPhoneを含むAndroidスマートフォンでの薄型化と軽量化競争が進んでいたためです。特に中国では薄型化競争が激しく、0.1mm単位で世界最薄を競い合っていました。
メタルボディーは薄型化だけでなく、放熱効果もありました。しかし、バッテリー交換が容易ではなくなるという問題もありました。
現在のハイエンドモデルでは、金属フレームとガラスパネルが主流となっています。特にワイヤレス充電に対応するための選択としてガラスパネルが採用されています。
&Buzzとしての感想:
スマートフォンの背面材料は常に進化し続けています。金属ボディーからガラスパネルへの変化は、ワイヤレス充電の普及によるものであり、ユーザーの利便性向上を図っています。その一方で、バッテリー交換の容易さや排熱性能など、課題も存在します。今後もスマートフォンの材料やデザインは進化し続けるでしょう。&Buzzとしては、これらの進化を見守りながら、ユーザーのニーズに応える製品の開発を応援していきたいと思います。
この &Buzzニュースは、Itmedia.co.jpのニュースをAndbuzzが独自にまとめたもの。