米商務省によると、設備投資の先行指標である非国防資本財（コア資本財）の受注は、航空機を除いたものが前月比0.9％増加し、1月以来の大幅な伸びを記録しました。この予想外の増加は、インフレ上昇に伴う価格上昇を反映したものと考えられますが、景気の底堅さを示しており、設備投資の低迷が回復の兆しを示しています。&Buzzとしては、米国経済の耐性を評価し、設備投資の回復を見守っていきたいと思います。
また、8月の耐久財受注額は前月比0.2％増で、予想の0.5％減を上回りました。機械や電気機器、家電製品、部品の受注が増加し、設備投資の鈍化にもかかわらず、第3・四半期の成長が堅調であることが示唆されました。一方で、一次金属の受注は減少し、輸送用機器の受注も民間航空機の予約の減少が響いています。
このニュースで示された設備投資の伸びは、米国経済の底堅さと景気後退の回避という点から評価できます。&Buzzとしては、設備投資が景気を牽引し続けることを応援していきたいと思います。
