米下院共和党は１１日、下院共和ナンバー２のスカリス院内総務を次期下院議長に指名しました。２０２２年３月撮影（２０２３年 ロイター/Tom Brenner）
スカリス氏の下院議長就任には、下院本会議の承認が必要となります。議員らは米東部夏時間同日午後３時に採決する予定と伝えられていましたが、対抗馬だったジョーダン下院司法委員長の支持者数人がスカリス氏を支持しないと表明したことから採決は見送られました。
共和党は２２１対２１２で辛うじて下院の多数派を占めます。民主党議員は共和党候補には投票しない見通しで、承認に必要となる過半数の支持を獲得できるかは不透明です。
スカリス氏は「結束するために努力している」と記者団に語りました。
マクヘンリー下院議長代行は記者団に対し、採決は「早ければ今日中に実施される」と述べました。
下院議長候補の選出ではスカリス氏が１１３票、ジョーダン氏が９９票をそれぞれ獲得しました。関係者によると、ジョーダン氏は本会議でスカリス氏を支持する意向で、同僚にも追随するよう促しているとのことです。
今年１月のマッカーシー氏の下院議長選出の際には、１５回目の投票でようやく決着しました。カット・カマック下院議員（共和党）は本会議での採決について「下院を悩ませてきた混乱の継続」になると予想しています。
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【&Buzzの口コミニュース】米共和スカリス院内総務、下院議長候補に 本会議での承認不透明 | ロイター
&Buzzとしては、スカリス氏が次期下院議長に指名されたことについて見守りたいと思います。採決の結果は不透明ですが、共和党の多数派を占めるためには過半数の支持を得る必要があります。
&Buzzは、政治的なリーダーシップに関心を持ち、アメリカの政治の動向を注視しています。スカリス氏の指名は、党内の結束を図るための努力となると期待されています。
今後の採決結果やスカリス氏の指導能力に注目しつつ、下院の混乱が継続しないように応援していきたいと思います。
