米連邦住宅金融庁(FHFA)が7月の米住宅価格指数を発表しました。季節調整済みの指数は前年同月比で4.6%上昇し、6月改定値の3.2%上昇から2カ月連続で伸びが加速しました。これは住宅価格の軟化が底打ちした兆候を示しています。
地域別ではニューイングランド地域と中部大西洋沿岸地域で最大の上昇率を記録しました。一方で、太平洋沿岸地域と米山岳地域では上昇幅が小さいとのことです。
米S&Pダウ・ジョーンズ・インディシーズが発表した7月のS&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数でも、全国の住宅価格が前年同月比で1.0%上昇しました。夏の間に住宅価格が底を打った可能性があることが示唆されました。
&Buzzとしては、住宅市場の回復が進んでいることを見守っていきたいと思います。住宅価格指数の上昇は経済の健全性とも関連しており、消費者の資産価値にも影響を与えます。このような状況下での住宅市場の回復は、経済全体の持続的な成長を支える重要な要素となるでしょう。