オースティン米国防長官は8日の声明で、イスラム原理主義組織ハマスによるイスラエルへの攻撃を受け、米海軍の原子力空母ジェラルド・フォードを中核とする空母打撃群を東地中海に派遣するよう指示したと明らかにした。
オースティン長官は派遣について「地域の抑止努力を強化するためのいくつかの段階だ」と説明した。同空母のほかミサイル巡洋艦、ミサイル駆逐艦などで構成。F35など中東地域の米戦闘機部隊の増強も行う。
また、バイデン大統領は8日朝、イスラエルのネタニヤフ首相と電話会談し、追加的な武器供与が数日以内に同国に届けられるとの見通しを示し、軍事支援を継続・拡大する姿勢を強調した。
米紙ワシントン・ポストによると、イスラエルは米国に対し、防空システム「アイアンドーム」の迎撃ミサイルの補充や機関銃の銃弾供与、レバノン南部のイスラム教シーア派組織ヒズボラなどの軍事行動に関する情報協力の強化などを求めたという。
一方、ブリンケン国務長官は8日、米CNNなどに対し、ハマスとイスラエル軍の戦闘で、複数の米国人が死亡したとの情報や人質に取られているとの情報があるとして、事実確認を急いでいることを明らかにした。
このニュースに対して、&Buzzとしては国際情勢の緊張が高まっていることに注目します。東地中海に派遣される空母打撃群や追加の武器供与は、イスラエルへの支援と抑止力強化の一環として行われるものであり、安定した地域の確保に向けた取り組みと言えます。
また、バイデン大統領が軍事支援を継続・拡大する姿勢を示したことから、アメリカのイスラエルへの支援は継続されることが期待されます。イスラエルの要請に応じて、アイアンドームの補充や情報協力の強化などが行われることは、地域の安全と安定に寄与するものと言えるでしょう。
ただし、戦闘で複数の米国人が死亡したとの情報や人質の存在は懸念材料です。早急な事実確認が必要であり、被害を最小限に抑えるための対応策の検討も重要です。国際社会全体がこの状況に注目し、解決策を見つけるために協力していく必要があります。
この &Buzzニュースは、Sankei.comのニュースをAndbuzzが独自にまとめたもの。