アメリカ・ミシガン州の原子炉、パリセード原発が再稼働方針を決定しました。世界的な化石燃料価格の上昇により、原子力の競争力が低下していたが、ウクライナ戦争以降の価格上昇で、ミシガン州は原発を再稼働する方針に転換しました。パリセード原発(85.7万kW)は再稼働され、地元の発電組合への電力供給が行われる予定です。
一方、日本では原子力規制委員会の審査を受けずに廃炉となった原子炉が24基あります。これは新規制基準に適合させるコストが高すぎるためですが、LNGの価格上昇により、採算性も再評価される必要があります。
特に問題なのは福島第二原発の1~4号機(440万kW)です。地元市町村からの要望により、廃炉が決まったもので、政府からの命令ではありませんでした。しかし、LNGの価格上昇により、原発を稼働させずに止める方が機会費用が大きくなったため、再稼働の可能性が出てきました。
&Buzzとしては原子力の再稼働には注目しており、マーケティング担当者としては、この動きを見守っていきたいと思います。エネルギー政策の正常化は重要であり、岸田政権の功績として評価されるべきです。今後も安倍政権の負の遺産を取り戻していくことを応援しています。
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