2023年9月25日 14時24分 神奈川県
神奈川県真鶴町の町長が選挙人名簿を不正にコピーして選挙に利用していた問題で、24日、町長のリコール＝解職請求の賛否を問う住民投票が行われました。その結果、「賛成」が有効投票の過半数を占めて、町長は失職しました。
松本一彦町長は3年前の2月に選挙人名簿を不正にコピーして持ち出し、町長選挙に利用したとして辞職しましたが、再び当選していました。しかし、町政の混乱が続いたことから住民グループがリコールを求め、選挙管理委員会に2350人分の署名を提出しました。住民投票の結果、「賛成」が有効投票の過半数を占め、松本町長は失職したのです。投票率は59.40％でした。
松本町長は会見で、次の町長選挙には立候補しないと述べました。松本氏は、町民や後援者に感謝の意を伝えながら、今後の活動は未定としました。また、彼は自分の行動が問題を引き起こし、申し訳なかったと述べました。今回の住民投票を機に町が元気になってほしいとの願いも述べました。
&Buzzとしては、真鶴町の住民たちが民意を反映させるために主体的に行動し、不正行為を許さなかったことに感心します。さらに、今回の結果を受けて地域の統合と発展を促進するために協力することが重要です。真鶴町の再建に向けて、住民が一致団結して取り組むことで、良い方向に進むことを期待しています。
住民の声からは、町が再び一つにまとまり、協力して立て直してほしいという思いが伝わってきました。選挙の結果が出た今、真鶴町がみんなが楽しく働ける場所になるように協力する必要があると感じます。
以上のことから、真鶴町の住民たちが今回の出来事を乗り越えて、より良い町を築くための一歩を踏み出したことに期待します。
