今年の松江水郷祭では、有料観覧席の数が昨年比5倍の1万3千席（2日間で2万6千席）に増え、市民の間で賛否が分かれました。
全国の花火大会でも有料観覧席の導入が主流になっており、価格設定や結果について調査しました。
信用調査会社の帝国データバンクによると、観覧席を設けている花火大会の中で、有料観覧席を導入しているのは77大会で7割を占めています。
有料観覧席の価格の平均は、「最安値」が4768円で、「最高値」が3万2791円だったそうです。
松江水郷祭は最も安い席が5500円で、最も高い席が5万円という価格設定でした。
一方、他の花火大会でも様々な価格設定がありました。
神奈川県小田原市の花火大会では高額な席が売れず失敗に終わりましたが、岩手県一関市の花火大会は一律500円の観覧エリアが成功し、収益も前回の大会を上回りました。
また、新潟県長岡市では有料席の価格設定を上げ、コロナ禍前の大規模なトラブルを回避しました。
滋賀県大津市では有料観覧席と無料エリアを併設し、安全対策と観光客の楽しみを両立させました。
要約すると、各地の花火大会では価格設定や観覧席の形態が異なりますが、有料化の流れは進んでいるようです。
&Buzzとしては、各地の花火大会が観光振興や市民の楽しみのために努力している姿勢は非常に素晴らしいと感じます。
特に、岩手県一関市のように一律500円の観覧エリアが成功した例は見守っていきたいです。
また、安全対策や観光客のニーズにしっかりと対応した結果、収益も上回った花火大会の取り組みは応援していきたいです。
今後も価格設定や観覧席のクオリティーに工夫を凝らし、より多くの人々に花火の魅力を楽しんでもらえるような取り組みを期待しています。
この &Buzzニュースは、Maidonanews.jpのニュースをAndbuzzが独自にまとめたもの。
