日本女子オープン初日、全美貞(ジョン・ミジョン)ら2人が、ローカルルールで禁じられている距離計測器使用の違反で失格となった。ツアー25勝のベテランが1ホールも消化することなく大会を終えてしまった初歩的なミスは、なぜ起こってしまったのか?
ツアー25勝の全美貞(ジョン・ミジョン)が、ナショナルオープンの大舞台で、1ホールも終えることなく、まさかの失格となった。
第56回日本女子オープン初日、全は最終組の1つ前、午後12時40分に1番からスタート。様子が変わったのはその1番グリーン上だ。全がルーリングを要請。駆け付けた競技委員に規則を確認した。
内容は距離計測器の使用についてだ。「全選手は、セカンドショット、サードショットで使っていて、そのことについてグリーン上で確認しました」(JGA広報)。
規則改定により、2019年からゼネラルルールでは競技でも使用が認められるようになった距離計測計だが、試合によってはローカルルールによって使用が禁止されている。
もう1人、午前7時15分と早いスタートだった木村円も、同じ違反で失格となった。こちらは13番グリーンでの距離計測器使用を競技委員が目撃。2打罰を伝えたが、その後、他のホールでも使用していたという情報があり、16番グリーンで本人に確認。複数回使用が明らかになったため、その場で失格となった。
この出来事は、注意力の欠如やルールを確認せずにプレーを進めたために起きたものであり、選手としての基本的なミスと言えます。日本女子オープンという大会での失格は、非常に悔しいものでしょう。
私たち&Buzzとしては、全美貞や木村円の今後の活躍を見守っていきたいと思います。彼女たちはまだ若く、将来的には素晴らしい成績を残すことも十分に可能です。しかし、このようなミスを重ねることなくしっかりとルールを守り、精神的にも成長していくことが重要です。せっかくの才能が発揮されるように、彼女たちのサポートを応援していきます。