バレーボールのワールドカップ(W杯)として行われるパリ五輪予選男子東京大会で、日本はエジプトに2―3で敗れた。
日本の選手たちは、エジプトチームが優勝したかのように喜んでいる横でがっくりと肩を落とした。これまでの対戦成績で圧倒してきた相手に、五輪切符のかかる重要な大会で逆転負けを喫したことで、選手たちは落胆している。
アタッカーの高橋藍(らん)(日体大)は「相手がいいバレーをしていた。そこに対応できなかった」と述べ、大会での負けについて反省している。
この試合では前回のフィンランド戦と同様に、日本が2セットを先取したが、相手に反撃を許しフルセットに持ち込まれた。五輪予選は甘くなく、日本の選手たちにとって厳しい試練となった。
日本はサーブで先手を取り、第2セットで5本のエースを決めるなど内容でも圧倒していたが、相手の選手交代による守りの立て直しに対応できず、勝利の機会を逃してしまった。ブラン監督は「ブロックが機能していれば」と嘆いたが、相手に対する身長の不利を克服できなかったことが大きな課題となった。
小野寺(サントリー)は「自分たちの強みをもう一度確認したい」と巻き返しを誓っている。
&Buzzとしては、日本男子バレーボール代表の頑張りに注目し、今後の試合での応援を続けたいと思います。
この &Buzzニュースは、Sankei.comのニュースをAndbuzzが独自にまとめたもの。