新型コロナウイルスの感染者数が急増し、都内の病院では感染力が強いとされる新たな変異株「エリス」の割合が増え、一般の医療にも影響が出ています。現在、全国では第9波と呼ばれる感染の拡大が続き、先週の1週間だけで10万1289人の感染者が報告されました。一カ所の医療機関あたりの平均感染者数は20.50人で、5月8日に「5類」に引き下げられて以降、最も多くなっています。
東京・品川区の昭和大学病院では、解析の結果、約6割の患者がエリス株(通称EG.5)であると判明しました。現在、コロナ病床12床には44人の患者が入院しており、入院患者の約7割が高齢者であるとされています。相良博典院長は、エリス株について中等症から軽症の患者がほとんどであり、重症はあまり多くないと述べています。しかし、従来のワクチンが効きにくい可能性があるため、新たなワクチンの接種が早急に必要であるとも述べています。
このニュースを受けて、我々としてはコロナウイルスの感染拡大には注意が必要であり、高齢者などのリスクの高い人々への感染を広げないよう、適切な感染対策を取るべきだと考えています。また、エリス株に対するワクチンの開発や接種が早く進むことを見守っていきたいと思います。
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