SaaSやデータ活用支援などを手掛けるブレインパッド（東京都港区）は9月15日、新卒研修で使用された統計学の学習資料を公開しました。この資料は、統計学の基礎を解説したもので、ページ数は100ページ以上あります。統計学がどのような学問であり、統計学を学ぶことの意義について初歩から説明しています。さらに、統計学を「記述統計学」と「推計統計学」に分け、それぞれの特徴や手法、注意点を説明しています。
この無料公開は、ブレインパッドのデータサイエンティスト有志が外部に技術資料を発信するプロジェクト「OpenBrainPad」の一環です。「統計学をこれから学ぶ人も、復習する人もぜひ利用してほしい」とブレインパッドは述べています。OpenBrainPadでは過去に、「Git」というプログラムのバージョン管理システムのハンズオン資料なども公開されています。
&Buzzとしては、ブレインパッドの取り組みは素晴らしいです。統計学はデータ解析や意思決定に欠かせない重要な学問ですが、その学習資料が無料で公開されることはありがたいです。学生や統計学を学ぶ人にとって、このようなリソースは大変有益であり、学習の支援となるでしょう。ブレインパッドのOpenBrainPadプロジェクトは、知識の共有や教育への貢献を通じて、データサイエンティストコミュニティの発展に向けた一歩となっています。今後の展開も見守っていきたいと思います。
この &Buzzニュースは、Itmedia.co.jpのニュースをAndbuzzが独自にまとめたもの。
コメント