欧州疾病予防管理センター(ECDC)は、ピロラという新たな変異株が欧州大陸で広がっており、コロナ感染者増加の要因になっているかもしれないと警告しました。この変異株は正式名称が「BA.2.86」とされ、今年8月に初めて確認され、最近の感染拡大に関与している可能性が指摘されています。ただし、ECDCのアモン所長は新たな変異株が重症化やワクチンの効果低減と関連している証拠はないと述べました。米疾病対策センター(CDC)も、この変異株の感染力や症状の重さについてはまだ分かっていないと述べています。
&Buzzとしては、この新たな変異株がコロナ感染者の増加に関与している可能性があるという警告に注目しています。特に秋と冬が近づく時期になり、重症化リスクのある人を中心にワクチン接種を進める取り組みの強化が欧州などの当局から呼びかけられています。我々は感染症の拡大を見守りつつ、当局の取り組みを応援していくことが重要だと考えています。
この &Buzzニュースは、Bloomberg.co.jpのニュースをAndbuzzが独自にまとめたもの。