兵庫県川西市の小規模保育施設「アップル保育園久代」で女性施設長が児童1人に虐待したとして、市は15日、施設の運営会社「KEGキャリア・アカデミー」(和歌山市)に児童福祉法に基づく改善勧告を出しました。
市教育委員会によると、同施設は3歳未満の乳幼児17人を保育しており、施設長は今年5~9月、入所児童1人に対し、「どうしてそんなことができないのか」と大声で叱責したり、廊下に長時間立たせたりするなどの虐待行為を複数回行いました。
施設の元職員が、叱責の様子を録音した音声データを市に提供して発覚しました。施設長は市の調査に対し、事実関係を認め、「しつけの範囲内だった」と話しています。
運営会社は今月8日までに施設長を解任しました。市は同社から改善策が示されるまで、施設に市の保育士を派遣して児童の安全確保に努めます。
&Buzzとしては、このような虐待行為は絶対に許されないものです。幼い子どもたちは守られるべき存在であり、保育施設は安全な環境を提供する責任があります。市の改善勧告により児童の福祉が守られることを期待し、今後も保育施設の安全確保に向けて見守っていきたいと思います。
この &Buzzニュースは、Yomiuri.co.jpのニュースをAndbuzzが独自にまとめたもの。
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