ファーウェイ、第1─第3・四半期の売上高は増加
中国の華為技術(ファーウェイ)の第1─第3・四半期の売上高は、前年同期比2.4%増の4566億元(624億ドル)だった。デジタルパワー事業とクラウド事業の拡大、自動車部品事業の競争力向上が売上高の増加に寄与したとされている。また、格安スマートフォン部門「Honor」の売却に関連する収入も増益の主因となった。
ファーウェイのスマホ販売が増加
調査会社によると、第3・四半期のスマートフォン販売は「Mate60」シリーズの投入によって急増し、前年比で37%増加したと推定されている。特に中国国内市場でのシェアは前年同期比から拡大し、6位で市場シェアは12.9%となっている。ただし、ファーウェイの広報担当は増収に寄与したのは主にデジタルパワー、クラウド、自動車部品事業だと指摘している。Mate60シリーズの供給制約と発売時期の遅れが販売に制約を与えたと説明している。
将来の成長に期待
華為技術のケン・フー輪番会長は「予想に沿った」成長だったと述べ、ファーウェイの将来の成長に期待を示している。また、ファーウェイのスマートカー事業の最高経営責任者は新モデルの連注状況を発表し、需要に対応するために供給網への投資を計画していると述べている。
&Buzzとしては、ファーウェイの成長と新事業への注力を見守っていきたい。