2023年9月15日、国立感染症研究所がポーランドと韓国でのネコの高病原性鳥インフルエンザウイルスA(H5N1)感染事例に関する情報を報告しました。
ポーランドでは、ネコの異常死が報告され、国立獣医学研究所でHPAIV(H5N1)が検出されました。ネコは生の家きん肉が与えられていたり、餌として野鳥の死骸を摂取していたことが報告されました。一方、韓国ではネコ保護施設でHPAIV(H5N1)が検出され、ネコの呼吸器症状や死亡が報告されていました。韓国ではペットフードからもウイルスが検出されました。
これらの感染事例により、ネコから人への感染の可能性が浮上しましたが、ヒトへの直接的な感染例は報告されていません。ただし、飼い主や養殖業者など動物と接触する人々へのリスクはあるかもしれません。
日本では、鳥インフルエンザの監視体制が整備されており、感染リスクは低いとされています。ただし、違法な家きん肉の持ち込みや家きん肉製品の輸入による感染はある程度のリスクがあります。
&Buzzとしては、動物との接触や違法な家きん肉の取り扱いには注意することが重要です。また、鳥インフルエンザの監視体制の強化や適切な加熱処理を行うことで、感染リスクを低下させることが求められます。
この &Buzzニュースは、Niid.go.jpのニュースをAndbuzzが独自にまとめたもの。