2023年10月1日 17時46分
ゴルフ(女子)
女子ゴルファー日本一を決める『日本女子オープン』は1日、福井県で最終ラウンドが行われ、単独首位で出た原英莉花選手が通算15アンダーまでスコアを伸ばして2位に3打差をつけ、3年ぶり2回目の優勝を果たしました。
『日本女子オープン』は国内メジャー大会の1つで、ことしは福井県あわら市の日本海に面した『芦原ゴルフクラブ 海コース』で40年ぶりに開催され1日、最終ラウンドが行われました。通算11アンダーの単独首位でスタートした原選手は前半の5番・パー5でツーオンに成功すると、長い距離のパットも落ち着いて決めてイーグルを奪い7番・パー3でもバーディーを取るなど、前半で3つスコアを伸ばしました。後半はピンチもあったものの、今大会を通して好調なパットでパーセーブを続け、15番・パー5でもバーディーを奪って突き放しました。原選手は最終ラウンドをイーグル1つ、バーディー3つ、ボギー1つと、4つスコアを伸ばして通算15アンダーとし、この大会3年ぶりの優勝、2回目の女子ゴルファー日本一のタイトルを手にしました。
3打差の2位は原選手と最終組でまわった菊地絵理香選手でバーディー2つ、ボギーなしと安定感のある内容でまとめましたが及びませんでした。通算8アンダーの3位にはこの日、5つスコアを伸ばした木村彩子選手と青木瀬令奈選手が入りました。
また、アマチュアで最も成績が良い『ローアマチュア』は17歳の高校3年生、中村心選手で、3戦連続の優勝をねらった岩井明愛選手などとともに通算4アンダーで14位でした。
【感想】
&Buzzとしては、原英莉花選手の偉業を心からたたえたいと思います。彼女は厳しい大会での優勝を果たし、3年ぶりの栄冠を手にしました。けがによる手術からの復帰という苦境を乗り越え、自身を信じてプレーする姿勢が光ります。彼女のパット技術や攻撃的なプレースタイルは目を見張るものがあり、これからの彼女の活躍が楽しみです。
一方、菊地絵理香選手も素晴らしい大会を戦い、原選手には及びませんでしたが、安定感のあるプレーで2位に入りました。彼女の地道な努力や試合への集中力は見習うべきものであり、彼女の今後の成長も見守っていきたいと思います。