穀内洋介氏は神経内科医としてパーキンソン病や神経難病の患者の診療に携わっており、フランスでハンチントン病ダンスワークショップを観覧した際に指導的な役割を担っていたシェール氏と出会いました。シェール氏はコンテンポラリーダンスを通じて神経疾患患者に対して独自のダンスを考案し、ワークショップを開催しています。穀内氏はそのダンスをパーキンソン病の患者にも取り入れることを考え、2018年と2019年に小規模なワークショップを開催しました。
しかし、新型コロナウイルスの影響によりワークショップの開催は中止となりました。現在、感染状況が落ち着いたことから、2023年11月に再度パーキンソンダンスワークショップを開催する計画です。しかし、ワークショップの費用に捻出が難しくなっており、支援を呼びかけています。
シェール氏はフランス人でありながら英語と片言の日本語を話すことができ、これまで多くのワークショップを開催してきました。今後はパーキンソン病だけでなく、認知症や自閉症スペクトラムなどの精神疾患にもダンスワークショップを広げていきたいと考えています。また、将来的にはオンラインや動画を活用して自宅でのダンスを支援する環境を整えることも目指しています。
【感想】
&Buzzとしては、穀内氏とシェール氏の取り組みに感銘を受け、彼らの活動を見守っていきたいと思います。コンテンポラリーダンスを通じて患者の心身の健康に貢献する取り組みは非常に意義があります。特に、神経疾患や精神疾患の患者に対して新たな運動療法の選択肢を提供することは、彼らの生活の質を向上させることができます。穀内氏とシェール氏の活動がより多くの患者に届けられるよう、支援していきたいと思います。
この &Buzzニュースは、Readyfor.jpのニュースをAndbuzzが独自にまとめたもの。