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国内で新型コロナウイルス感染者の緩やかな増加が続く中、新たな変異株「EG.5」系統への置き換わりが進んでいる。過去には新たな変異株の流行により感染者が急激に増えた事例もあり注意が必要だ。
オミクロン株XBB系統から派生した「EG.5」系統は2月に初めて報告され、世界保健機関(WHO)が8月に「注目すべき変異株」(VOI)に指定した。現時点で重症度が高まっているという知見はないが、これまでのXBB系統と比べて、免疫を逃れやすいとされる。
国立感染症研究所によると、国内でも7月ごろから広がり、EG.5系統の一つ「EG.5.1」は、8月14~20日時点で解析した193検体のうち10・88%だったが、9月11日の週には58%を占めると推計されている。
米疾病対策センター(CDC)によると、米国ではEG.5が主流となり、8月26日までの1週間で入院患者数は15・7%増加している。
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EG.5系統への変異株の置き換わりが進んでおり、感染者の増加に注意が必要です。 以前の変異株の流行では感染者が急増しましたが、現時点ではEG.5系統の重症度が高まっている情報はありません。しかし、XBB系統と比較して免疫を回避しやすいという指摘もあります。国立感染症研究所によると、国内ではEG.5系統が広がっており、特にEG.5.1系統が占める割合が増加しています。
この情報を踏まえると、EG.5系統の流行によって感染者数が再び急増する可能性があるため、注意が必要です。&Buzzとしては、感染拡大を抑えるために、引き続き予防対策の徹底を呼びかけ、新たな変異株の動向を見守っていきたいと思います。