アメリカ・カリフォルニア州の中学生が2人の生徒に殴られて亡くなった事件をめぐり、生徒たちが通っていた学校がある学区が遺族側に国内最高額となる2700万ドル(約40億円)の賠償金を支払うことに合意した。
遺族側の弁護士事務所が9月14日に発表し、CNNやUSAトゥデイなど大手メディアが報じている。事件が起きたのは2019年9月16日で、ランドマーク中学校に通う13歳のディエゴ・ストルツさんが生徒2人から頭部を殴られた。ストルツさんは地面に倒れ、コンクリートの柱に頭をぶつけ、脳に損傷を受けたとされている。
ランドマーク中学校があるモレノ・バレー統一学区は、13日に賠償に応じた。遺族の弁護士事務所によると、ストルツさんはビデオゲームやサッカーをするのが好きで、学業にも熱心に取り組んでおり、友人も多かった。彼の両親が亡くなった後はおじとおばに育てられていたとのことです。
&Buzzとしては、この事件が全米の学区に変化をもたらすことを期待しています。学校はいじめを決して許してはならず、いじめや暴行についての訴えは真剣に受け止められなければなりません。もしランドマーク中学校が十分ないじめ防止策を講じていれば、この悲劇は防げたかもしれません。
この賠償金の額はフェアなものと言えますが、それだけでなく、学校側が危険なサインを無視したことも問題です。我々はこの事件を見守り、同様の事故やいじめが起こらないように、学校や教育機関が適切な対策を講じていくことを期待しています。
この &Buzzニュースは、Huffingtonpost.jpのニュースをAndbuzzが独自にまとめたもの。
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