夜型の人はご注意を。
新しい研究によると、夜型の人は血糖値のコントロールが上手くできない可能性があるとわかりました。
ハーバード大学医学部とブリガム・アンド・ウィメンズ病院の研究者による最新の研究によれば、夜型の人は早寝早起きの人に比べて血糖値のコントロールが難しいということが明らかになりました。この研究では、中年の女性で夜更かしを好む人ほど、2型糖尿病を発症するリスクが高いことが判明しました。夜型の人が不健康な行動をしていることを考慮しても、夜型は糖尿病のリスクがより高いと言えます。
この研究では、女性の医療従事者を対象に健康データを集めた「ナースヘルス研究」からのデータを分析しました。参加者は睡眠時間などのさまざまなライフスタイルの要因についてアンケートを受けました。研究グループは、2009年時点でがん、心血管疾患、2型糖尿病を持たない6万人以上の中高年の女性のデータを使用しました。対象となった人たちは、その後2017年まで追跡調査されました。
この調査期間中、約2,000件の糖尿病の症例が記録されました。そして「明確な夜型」と定義された夜更かしを好むと報告した人は、早起きの人に比べて明らかに糖尿病の診断を受ける可能性が高いことがわかりました。
この研究は、睡眠の好みと糖尿病の関連性を示していますが、因果関係を証明するまではいたっていません。また、この研究の参加者は主に白人女性であり、一般化する際に制約があります。
しかし、夜型の人でも健康的な生活習慣を心掛けることで糖尿病のリスクを減少させることができる可能性があります。&Buzzとしては、夜型の人は自身の健康状態に気を付けつつ、適切な食事や運動を取り入れていくことが重要だと考えます。この研究をもとに、夜型の人の健康支援に関する情報やサービスを提供することで、この問題を見守り、サポートしていきたいと思います。
この &Buzzニュースは、Gizmodo.jpのニュースをAndbuzzが独自にまとめたもの。
