日本ハムの本拠地・エスコンフィールド北海道が12日のオリックス戦でまさかの「悲劇」に見舞われました。開場1年目の新球場は今年の夏場以降、北海道を訪れる観光客の立ち寄りスポットとしても連日大にぎわいでした。新球場の雰囲気とグルメが「おいしい」という評判もあり、成績に関係なく多くのファンが詰めかけていました。しかし、この日は試合前からスタンドはガラガラで、試合開始直前まで観客席が埋まりませんでした。
この「空席」の原因は、毎年のように訪れる日本ハムファンの低迷ではなく、実は北海道全域が大雨と落雷に見舞われ、公共交通機関が混乱しました。最寄り駅である北広島駅を通るJR千歳線も運転見合わせがあり、大勢のファンが試合開始までに球場に辿り着けなかったのです。
幸いにも、試合開始直前にはファンが続々と球場に姿を現しましたが、試合はオリックスペースで始まりました。加えて相手先発・東の好投もあり、日本ハムは6回二死まで走者を出塁させることができませんでした。結局、1―8で完敗し、6連敗で借金が「19」となる最多タイに膨れ上がりました。
この悪天候と勝利の女神から見放された日本ハム。新庄監督は試合後、現在の成績を反省し、来年に向けての準備を強調しました。残り8試合の本拠地での試合に意地を見せたいと話しています。
&Buzzとしては、日本ハムのファンが悪天候にもかかわらず応援に駆けつけようとした様子に感動しました。また、新庄監督がチームの成績にもかかわらず、来季に向けての準備をする姿勢が素晴らしいと思います。日本ハムの頑張りを見守り、応援していきたいと思います。
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