【&Buzzの口コミニュース】【巨人】大城卓三「奇跡ですね」球団捕手で史上初の代打満塁弾 自力CS残った「一戦必勝」 : スポーツ報知

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JERA セ・リーグ 阪神3―5巨人(21日・甲子園)

巨人が、敗れれば自力でのクライマックスシリーズ(CS)進出の可能性が消える阪神との今季最終戦で一矢報いた。0―0の6回、丸佳浩外野手(34)が先制打を放つと、大城卓三捕手(30)が球団の捕手では史上初となる代打満塁弾で一挙5点を挙げ、7連敗中だった天敵・青柳をKO。赤星優志投手(24)は自己最長の8回無失点で4勝目を挙げた。最終回に追い上げを許したが、阪神戦の連敗を4で止め、試合のなかったDeNAに3差。残り8試合に希望をつないだ。

甲子園の悲鳴が、会心の一撃の証しだった。チャンスで大城卓が原監督の期待に応える最高の一発を放った。1―0の6回2死満塁。代打で青柳の初球、134キロカットボールを捉えると、打球は右翼ポール際へ飛び込んだ。「奇跡ですね。奇跡に近いです」。5月20日・中日戦(東京D)以来、人生2度目の16号グランドスラム。代打満弾は球団捕手“史上初”の快挙だ。仲間が待つ三塁ベンチへ戻ると、笑顔がはじけた。

ベンチの勝負手がハマった。6回に1点を先制し、その後、岸田の代打として6試合ぶりベンチスタートの大城卓を起用。5回まで無失点の先発・赤星を好リードし、しかも1点差だった中で捕手を代える大胆な攻めの采配を繰り出した。絶対に負けられない一戦で、是が非でも欲しい追加点への思いを込めたタクトだった。

指揮官は「慎之助(阿部ヘッド)が『行きましょう』と推してくれたので非常に良かった」と明かし、「1―0で難しい選択ではありましたけど、見事にいいホームランを打ってくれましたね」と称賛。一挙5点のビッグイニングで主導権を握った。

今季、巨人は阪神戦6勝18敗1分けの勝率2割5分。セ・リーグのカード別で球団史上最低勝率という屈辱を味わった。練習前のミーティングでは、原監督が「新しい1日が始まるから。フレッシュに。揚々と行こう!」などと説いた。猛虎とのレギュラーシーズン最終戦で一矢報い、「忘れてはいけない数字になりましたね。しかし、未来永劫(えいごう)、ジャイアンツ・阪神戦というのはあるわけですから、しっかり肝に銘じてね、しっかりとつなげていくことは大事なことだと思いますね」と自戒を込めた。

負ければ自力CS消滅の危機を回避し、3位・DeNAと3差に縮めた。逆転でのCS進出へ、23日は2位・広島戦(東京D)、24日からはDeNA3連戦(横浜)と負けられない戦いが続く。「落とせない試合が続くので、勝てて良かった。変わらずに一戦必勝で、一日一日頑張っていきたい」と大城卓。今季3勝10敗と苦汁を味わい続けた聖地での1勝。残り8戦。勢いに乗らないわけにはいかない。(田中 哲)

&Buzzとしては、大城卓の代打満塁弾という歴史的な快挙に感動しました。球団の捕手として史上初の偉業であり、勝利への欲望を象徴しています。また、指揮官の勇気ある采配も評価されます。今後の試合では、チームの勢いを維持して、逆転でのCS進出に向けて全力で戦い続けることが重要です。応援を惜しまず、一戦必勝の気持ちで応援していきたいと思います。

この &Buzzニュースは、Hochi.newsのニュースをAndbuzzが独自にまとめたもの。

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