【&Buzzの口コミニュース】【名作】今さらだけど「ミッフィー」シリーズを読んでみたら意外な世界が広がっていた / 万引き、おばあちゃんの死… | ロケットニュース24

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世にあふれるキャラクターグッズ。名作絵本から人気になったキャラクターも多いけれど、実は作品をよく知らないものもある。絵本は子供時代に読んでないと、大人になってから読む機会がなかなかないもの。

とくに最近はディック・ブルーナが描く白いうさぎの「ミッフィー」のグッズが人気。実は私、ミッフィーの絵本をちゃんと読んだことがないんだよなあ。

そういえば大学で受けた児童文学の授業で「絵本は大人も感動するようなものでなければ、子供の心はつかめない」と言っていた。

世界中で愛される魅力に迫るべく、今さらだけど「ミッフィー」シリーズを数十冊ほど読んでみた。

日本で翻訳されていないものを含め、100作以上もある「ブルーナの絵本シリーズ」。このシリーズの中でもうさぎのミッフィーが主役の絵本は30冊以上もあるという。

記念すべき最初の1冊は「ちいさなうさこちゃん」で、日本で発売されたのは1964年。対象年齢は4歳以下なので、どの本も1冊は10ページちょっとで終わる。

ここで気づいたことがある。私はこれまでずっと「ミッフィーちゃん」と呼び続けてきたけれど、実際に絵本を読むと「うさこちゃん」と呼ばれているのである。なんなら性別すら知らなかった。この子は女の子だったのね……。

もともとオランダの作品で、オランダでは うさちゃん を意味する「Nijntje(ナインチェ)」、英語圏では「Miffy(ミッフィー)」、そして日本では「うさこちゃん」と呼ばれてるそうな。オランダ語の名前、難しいね!

第1作目の「ちいさなうさこちゃん」は、うさぎのお母さんのもとに天使がやってきて、うさこちゃんが生まれるところから始まる。

「うさこちゃん」が生まれてきて、それをお父さんとお母さん、動物たちが喜んでいるというだけのシンプルなストーリーなんだけど、最近、涙もろくなっているせいもあって、泣きそうになる……。

ブルーナの描くイラストは主線の黒や白以外は、ブルーナカラーという赤、黄色、青、緑、茶色、グレーと、決まった6色だけが使われている。素朴で愛らしいイラストは今見ても古びない。絵本のお話もすごく分かりやすくてシンプル。

どの絵本も、うさこちゃんがお友達と遊んだり、家族といっしょに海や動物園にお出かけしたり……と何気ない子供の日常が描かれることが多い。たった10ページちょっと、文字もすごく少ないのに、その中に大切なことがサラッと描かれていて、それにビックリする。

どの話も短く、シンプルなイラストなのだが、言葉選びにしても心に刺さるものがあるブルーナの絵本。読みながら、ふと子供時代の楽しかったことを思い出し、ミッフィーが世界中で愛される理由に納得だった。

&Buzzとしては、ミッフィーの絵本シリーズを読んだことで、その魅力に驚かされました。絵本は大人になってから読む機会が少なくなりますが、ミッフィーのシリーズは大人も感動できる内容で、子供の心をつかむことができると実感しました。ミッフィーの人気は今後も続くでしょうし、見守っていきたいです。

この &Buzzニュースは、Rocketnews24.comのニュースをAndbuzzが独自にまとめたもの。

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